ハリルホジッチ監督突然の解任。


画像:https://gqjapan.jp/culture/sports/20170922/vahid-halilhodzic

インスタグラムにサッカー日本代表ハリルホジッチ(元)監督の突然の解任について書いたところ、あまりにも私が怒っているように感じられたようで、お客さまから心配のメールをいただきました。(苦笑)

「あまりにも怒っていて落ち込んでいるようだったので・・大丈夫ですか?」相当驚かせてしまったようです。・・・すみません。いや、怒ってはいます。怒ってはいますけど、全然元気です。サッカーは好きですが、趣味はその他にも沢山ありますので・・。ご心配お掛けしてすみません、そして驚かせてすみませんでした。

もしかすると他の方も驚かせてしまったかも、と思って今ブログに書いています。

ご心配をおかけしたり、ご不快な気分にさせてしまいましたら、申し訳ございませんでした。ついつい、誰かに聞いて欲しくて書いてしまったんだと思います。

私は元気にしております。そして、これからもインスタグラムをどうぞ宜しくお願い致します。







もちろん、私も、サッカーがビジネスの上で成り立っていることは理解しているつもりです。スポーツも、芸術もスポンサー、パトロンがいなければ発展してこなかったでしょうから。

でも、ひとつだけ。

「所詮ビジネスなんだから、ショーなんだから、金が儲からなきゃ、経済効果がなければ意味がない、だから俺達が金儲けのために口も出して何が悪いんだ。」
というスポンサーと、それを受け入れてしまう協会のメンタリティ、それに乗っかる一部有名選手と、その圧力を跳ね返せないへっぴり若手選手たち。

うんざりです。がっかりしました。ずっとがっかりして来ましたけど。今回ばかりは、もう呆れて、何も言えません。(言ってますけど)。

ノブレス・オブリージュって言葉があります。「高貴さは義務を伴う」という意味の言葉ですね。

財産、地位、名誉、なんでもいいですが、それらの力を持つ人間には「高貴である義務が伴う」ってこと。
裏を返すと、高貴でない者はどんなに金や力を持っても下品でしかないとみなされるのです。

スポンサーは財力のある企業ですよね。
スポーツの発展を願う企業は、自社の利益だけ考えてはダメですよ。

スポーツの発展のために、「高貴である義務」を貫くべきだと私は思います。

つまり、スポンサーやパトロンは、例えば芸術であれば、最高の芸術家が最高の作品を人間の歴史に創生するために、どんなに金をそそぎ支援しようと、口は絶対出してはいけない。

何故か。当たり前ですが、素晴らしい芸術を生み出せるのは本物の画家であり、音楽家であり、芸術家自身でしかないからです。スポンサーやパトロンが芸術に介入した時点でその芸術は死を迎えます。

サッカーであれば、最高のサッカーを生み出せるのは、最高のサッカーの指導者と、最高の選手だけです。

そして、今回私たちはハリルホジッチという人物に、少なくともワールドカップという期限を決めて、日本のサッカーを託した。

だったら、スポンサーは絶対に口を出すべきではなかった。どんなに湯水のように金をかけていようと、興行的に問題があろうと、最高の日本のサッカーを作り出すために金を出すのがあなたたちの仕事だ。サッカーについてはプロフェッショナルである現場の前に絶対口をつぐんでなければならない。

そして、協会、そしてスポンサーの顔色ばかり伺うテレビの中の風見鶏な解説者たち。

もっと高貴であれ。スポンサーには、金は出しても口はだすなと毅然とし、気高くあれ。

本当に素晴らしいサッカーを日本に生み出したいのなら、腹をくくれ。スポンサーが暴君になったのなら、貴方たちが戦わなくて、誰が日本のサッカーの未来を支えるのか。


以上。今度こそ、この話題は終わりにします。
(※終わりませんでした。次もこの話題でした)

6月のワールドカップは日本特定の応援ではなく、世界のチームの活躍が楽しみなことは変わりありません。素晴らしいプレーを期待しています。




※くまモン公式ツイッターより。 すみません、インスタにネガティブなこと書きたくないのですが、書いてしまいました。ごめんなさい! くまモンと一緒に、ハリルホジッチ監督に感謝とそして謝罪をしたい気持ちです。 これまで、日本代表を私物化しようとする一部プレイヤー、金は出すけど口はもっと出すスポンサーなど、厳しい内部との闘いの中で、精一杯チームを改革し、日本にフェアなプロ意識を植え込もうとしてくれたと思います。 しかし、本当に最後の最後で、何か見えない力に屈服させられてしまいました。とても残念です。 選手とのコミュニケーションが上手くいかない、なんて報道がされてますが、川島選手は「とても厳しかったが、いつだって選手が成長することを考えていた。その裏には選手を思う愛があった。」と言っています。 愛のない厳しさならただの暴力ですが、 愛のある厳しさについていけないなら、その選手のほうがプロ失格でしょう。 ハリルには愛があった。日本を本気で強くしようとした。信念を曲げない気高さがあった。私はそう感じて、応援してきました。だからこそ、なんとかクーデターに負けて欲しくなかった。 期待した若手が思うように伸びずに、テストマッチとは言え結果が出せず、ついに陥落した感じです。けれど、どう考えてもここまで来たら、誰がなんと言おうと、この監督と監督が選んだメンバーで、これからの日本サッカーのためにW杯に挑戦させるべきだった。いったい誰が、何がこんなことをさせたのか。 後味の悪い監督交代。2か月後気分を変えて応援する気には、今はなれません。 #日本代表#サッカー#ハリルホジッチ#くまモン#横浜#アロマ#アロマセラピー
shuji okuyamaさん(@shujiokuyama)がシェアした投稿 -

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